パリときどきバブー

パリを拠点に活動するフォトエッセイスト/ヘアメイク、とのまりこのフォトブログ。
飼い犬バブーと3歳の息子プチモンスターと共に、パリの日常をお届けします。
東京・西荻窪のフランス雑貨店「ぼわっと」オーナー。
パリのガイドブックなど著書は13冊。雑誌やウェブメディアでもコラム連載中。
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  • 3月13日(水)〜3月25日(月)
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  • 伊勢丹・新宿店 『フランス展』
  • 4月24日(水)〜4月30日(火) 本館6階
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  • 「パリの小さなアパルトマンで楽しむおうち時間」(世界文化社)発売中
  • ぼわっと通販は shop@boite.tv から!
フランスは、来週月曜日から新年度のスタート。
あと数日で長い長い夏休みもついに終わりです。
計算ドリルも自由研究も読書感想文も何も宿題がないフランスの子どもたち。
2ヶ月間丸々勉強なしのバカンスを満喫(もちろん家庭によってちゃんとやらせているところはあるけれど、それがどのくらいの割合でいるのかはわからない・・・)しまくって、日本の学校とはとても違う生活スタイルなのに改めて驚きます。



夏のバカンス7 ポルトワイン&川クルーズ、そして夏休み最後のパリ_c0024345_18193256.jpg







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今週はいろいろなお母さんたちと、持ち物リストについての質問とか、初日の登校時間の確認をするメッセージが行きかったり、学校からも新学期のお知らせが改めて送られてきたりと、ああ、新年度始まるなあという雰囲気が漂っております。
文房具屋さんや大きなスーパーに行けば、持ち物リストを片手に文房具と睨めっこしている親子の姿もたくさんだし。
(ノートの罫線とかその幅とか、指定がとても細かい)



夏のバカンス7 ポルトワイン&川クルーズ、そして夏休み最後のパリ_c0024345_18193296.jpg


バカンスの思い出は、そろそろポルトガルのポルトから出発しようと思いますが、今日はポルトの反対岸のお散歩の様子を・・・。
川にかかる橋を渡って来れば、こちら側(ドロウ川の南岸側)もとてもとても賑やかなエリア。
レストランやカフェが川沿いにずらりと立ち並び、ポルトワインを製造するワインカーブも集まる人気のエリアです。
橋を渡ったところから、ワインセラーの上を川沿いに進むロープウェイもあったりして、私たちも観光がてら乗って上からの散策も。



夏のバカンス7 ポルトワイン&川クルーズ、そして夏休み最後のパリ_c0024345_18193224.jpg


甘い甘いポルトワインは自分では滅多に飲むことはありませんが、とりあえずこれもせっかく本場に来たからと、ワインカーブツアーだけは参加♪
私たちはポルトの中心街から出発するプチ・トラン(観光ミニ列車)に、ポルトワインカーブツアー&試飲と、ドウロ川のクルーズが入っているセットを買ったので、プチトランに揺られてカーブまで。
ザ・観光客な周り方だけど、セットになるとお値段的にもとてもお得だし、なにしろそういう観光客を相手に商売をしている人たちの感じも良くて、なんかもう言われるがままにお任せします♪
と気持ち良い気分になれるポルトガルなので、かっこいいお兄さんのおすすめ通りに行動しました。
(とても良かった♪)



夏のバカンス7 ポルトワイン&川クルーズ、そして夏休み最後のパリ_c0024345_18193261.jpg


ちなみに、ポルトガル滞在中、そんなところも優しいというかサービス精神旺盛?!
と思ったのはこういう観光地や公共交通機関などでチケットを買わなくては行けないシーンで、プチモンスターの年齢を聞かれて答えると、
「4歳ってことにしておきな!」
ってウィンクされて、幼児料金or無料にしてくれることが何度かあったこと。
私たちにビジネストークして、チケットを売ってきている張本人が、プチモンスター分をタダにしてくれてしまったり、
「えっいいの?」
と、こちらが思っている間にサービス料金に(笑)。
ありがたく、ご厚意に甘えてしまったけれど、みんなどこに行っても優しい♪



夏のバカンス7 ポルトワイン&川クルーズ、そして夏休み最後のパリ_c0024345_18193288.jpg


川のクルーズも、素敵なポルトの街並みを川から眺めたり、巨大な橋を見上げたり。
なかなか素敵なクルーズ観光でした。



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最後の夜は、もう一度あの橋を渡っておかなくちゃねって、夜景を楽しみながらドン・ルイス1世橋。
今回ポルトには3泊したけれど、もっともっとゆっくりとどまっていたかった場所。
ポルトは割とこじんまりしているので、1日あれば急ぎ観光には十分なんて書いてあるところもあるけれど、私たち的には4日間でもまだまだ物足りないと思える素敵な街でした。



夏のバカンス7 ポルトワイン&川クルーズ、そして夏休み最後のパリ_c0024345_18193386.jpg


さて、今日は雨だったパリ。
新学年の準備をしながら、1日プチモンスター相手に過ごしました。
明日は晴れて公園に行けるといいのだけど・・・。
日本はもう明日から学校が始まるのかな?!




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# by tonomariko | 2023-09-01 02:12 | ポルトガルの旅 | Comments(0)
違う国に行ったらそこの美味しいものをひたすら楽しむのは食いしん坊一家の鉄則。
ポルトガルでも小腹が空いたらその辺りでB級グルメ。
かなり堪能しました。



夏のバカンス6 ポルトガルのB級グルメ_c0024345_17294425.jpg






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これは(↑)『Cachorro』とか『Cachorrinho』(カショーロ、カショリーニョって読むのかな?)と呼ばれるポルトスタイルのミニホットドッグ。
ミニミニサイズの細長いバゲットパンに生ソーセージとチーズを挟んで焼いたものでカリカリしていてビールのお供に最高というお味。



夏のバカンス6 ポルトガルのB級グルメ_c0024345_17294399.jpg



で、こちら(↑)はパンに煮込んだ薄切りの豚肉を挟んだ『ビファナ』というポルトガルの国民B級グルメっぽいもので、これだけの食べ比べをして歩きたいというくらい、今回の旅で私たちがいちばんハマったサンドイッチ。
ワインとニンニクベースのマリネ液に漬け込んで煮て。
汁だくのままカルカーサというパンに挟んだもので、ちょっとピリ辛スパイシーでこれまた完全にビールに合うお味。
なんだかピリ辛具合とか味の感じとか、どこか日本風でもあり中華風でもある私たちにはとても馴染みのある味で、これは家で再現したい。
研究しますってくらいハマりました。



夏のバカンス6 ポルトガルのB級グルメ_c0024345_17294347.jpg


今回一緒に旅した日本からの友人も我が家に負けていない食いしん坊だったから、美味しいものを見つけて喜び合う楽しみは倍増でした♪
小腹を満たしては、歩いて。
小腹を満たしては、歩いて。
素朴で雑多で荒い感じがあるところもあるけれど、あちこちにアートがあって、人はどこに行っても優しくて親切。



夏のバカンス6 ポルトガルのB級グルメ_c0024345_17294447.jpg


ポルトガルは、スーパーやカフェの店員さんなんかも、かなり大変そうな時でも、不機嫌な人とか、その不機嫌さを客に対しての態度でぶつけてくるというようなパリでよく遭遇するあるあるがなかったのもとても印象的でした。
なんでこんなに違うんだろうと、スーパーのレジで働く店員さんをしばらく観察してみたりしたけれど、答えはわからなかった・・・。



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ここは(↑)カップルにも人気の夕焼けスポットらしくて、夜遅くまで若者たちがいっぱい。
私たちも若者たちに混じってポルトの夕暮れの美しい景色も堪能。



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2日前のブログにも書いた『ドン・ルイス1世橋』を行ったり来たり。
下はのぞいたら吸い込まれそうな高さだし、風で煽られて欄干の間からバブーは落とされそうだし、ちょっと油断したら真横をすごいスピードで駆け抜けるトラムには轢かれそうだし、ドキドキしながら渡る橋だったけれど、案外暗闇の夜の方が下が見えないので怖くないということに気づき、夜景を大いに楽しむ♪



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急に気温が下がったパリ。
昨日は温かい緑茶を飲みながら書いていたブログですが、涼しすぎて、昨日からチゲ鍋とかラーメンとか、そんなものばかり食べたくなってレシピ本を開いている私です。
さて、いよいよ夏休み終わりまでカウントダウン1週間。
この堕落しきった朝寝坊の癖をこの1週間で治さなくてはいけないと焦っています。




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# by tonomariko | 2023-08-27 18:50 | ポルトガルの旅 | Comments(0)
ポルトガル・ポルトの『サンベント駅』。
『アズレージョ』と呼ばれている美しい装飾タイルの駅構内を見にお散歩へ。
ここでは約2万枚のタイルが使われているのだそう。



夏のバカンス5 美しいタイル『アズレージョ』を探しながらポルト散歩_c0024345_18233546.jpg



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ポルトにはこの『アズレージョ』があちこちに残っていて美しいタイル探しもポルト散歩の楽しみ。
この駅や、今日の写真に登場する教会のように真っ青が印象的なものから、青と黄色が使われたタイルとか、アパートなどの建物にはいろいろな色のタイルや柄も。
キッチンとかトイレとか、こんなタイルを使って素敵にリノベーションできたらいいなあなんて思いながらタイル探し散策も楽しみました。



夏のバカンス5 美しいタイル『アズレージョ』を探しながらポルト散歩_c0024345_18233427.jpg


これは(↓)バターリャ広場に面している『サント・イルデフォンソ教会』。
広場に立っていたマルシェでも、トルション(ティータオル)やテーブルクロスや。
ポルトガルカラーのかわいいものをいっぱい買い物して。



夏のバカンス5 美しいタイル『アズレージョ』を探しながらポルト散歩_c0024345_18233544.jpg


毎日、坂を階段を。
たくさん歩いて歩いて。
知らぬ街で色々なものを発見して美味しいものを食べる。
新しく改装されてきれいになっている『ボリャオン市場』では新鮮なフルーツのジュースを飲みながらアパートホテルで食べるものやおみやげ探し。



夏のバカンス5 美しいタイル『アズレージョ』を探しながらポルト散歩_c0024345_18233404.jpg


フランスに住んでいたら、マルシェ(市場)は日々お世話になるおなじみのものだけど、マルシェも地域によって、国によって全然違うからとても新鮮。
フランスの国内だって、地方ごとにマルシェが違って楽しいのだから、国が違えばさらにさらに楽しみ倍増。

オイルサーディンの缶詰も、フランスとはデザインが全然違う。
もしくは同じものでも安い。
というわけで、あちこちでジャケ買いです。



夏のバカンス5 美しいタイル『アズレージョ』を探しながらポルト散歩_c0024345_18233451.jpg


ちなみに、オイルサーディン缶はもちろんこのままでも食べられるのですが、ブログや著書でも紹介してきたのですが、缶ごとオーブン焼きにするのが大好きな食べ方。
オイルを半分くらい捨て、料理酒、醤油を少しずつかけたものをオーブンに入れて200度から220度くらいで焼く(オーブントースターでももちろんできます)。
(パン粉があればパン粉をかけて焼いてもgood)
最後にレモンと七味唐辛子とかゆず唐辛子をかけて熱々でいただく♪

今回ポルトガルで買ってきたオイルサーディンも、生で食べてみたりパスタにしてみたり焼いたりしてみたけれど、やっぱり私は缶ごとオーブン焼きがいちばん好きでした。
日本で売っているオイルサーディンでももちろんできるので、ぜひ♪



夏のバカンス5 美しいタイル『アズレージョ』を探しながらポルト散歩_c0024345_18233538.jpg


こちらは(↓)ショッピングストリート『サンタカタリーナ通り』の中程にある『アルマス聖堂』。
壁面全体がアズレージョで覆われた見事な聖堂。
美しく晴れ上がった白い雲と青い空に負けず劣らず美しい青と白のタイルでした。



夏のバカンス5 美しいタイル『アズレージョ』を探しながらポルト散歩_c0024345_18233458.jpg



さて、2ヶ月あるフランスの夏休みも残りの後半あと少し。
学校は9月4日からなので、ついに1週間ちょっととなりました。
担任の先生から指定される持ち物リストを片手に文房具屋さんをあちこち行ったり、全てのものに名前をつけたり。
フランスの学校1年生の準備をしつつ、プチモンスターと過ごしている長い長い夏休み。
パリはいきなり10度くらい気温が下がって。
温かいお茶を飲みながらブログを書いているくらい、涼しくなりました。




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# by tonomariko | 2023-08-26 21:17 | ポルトガルの旅 | Comments(0)
灼熱のスペイン内陸部の町『サラマンカ』を出たらポルトガル国境まではもうあと少し。
カーナビの地図と睨めっこしていなかったら絶対に気づかないほど知らないうちに国境を超えて、看板がポルトガル語に。
そして今回のポルトガル目的地のひとつ、ポルトガルの北に位置する『ポルト』へ。



夏のバカンスその4 ポルトガルの港町『ポルト』へ_c0024345_19452730.jpg


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ポルトガル第2の都市である港町『ポルト』。
地図で見ると↓この赤い印のところです。
『魔女の宅急便』の見本となった都市そのものではないけれど、よくこの『ポルト』も要素として参考にされていると言われますが、まさにその通り。
自然と『魔女の宅急便』の映画のシーンが頭に浮かんでくるくらい、キキが飛んでいる姿が目に浮かぶ場所です。



夏のバカンスその4 ポルトガルの港町『ポルト』へ_c0024345_19452830.jpg


このポルトの町、私たちファミリーも一緒に行った友人も本当に本当に気に入って、この旅で最も印象に残っている場所のひとつになりました。
街の美しさ、観光地としての周りやすさと楽しさ、街の規模感、街の雰囲気、食べ物の美味しさ、物価etc
何をとっても言うことない場所で、個人的にはリスボンよりもはるかに良かったし、近い将来多分また行くだろうというほど気に入ったし、日本から来る友達や家族をフランス以外どこに連れて行きたいと言ったらで挙がる場所になりました♪
一度でもポルトに行ったことのある人たちが大絶賛している意味が、今回よーくわかりました。



夏のバカンスその4 ポルトガルの港町『ポルト』へ_c0024345_19452791.jpg


フランス語→スペイン語→ポルトガル語と、共通点があるところも多い言語だけれど、ポルトガル語はもうほぼわからない・・・汗。
特に会話となるともうチンプンカンプンだけど、ポルトガルの人は本当にみんな優しくて感じが良くて。
通じない同士でもなんだか一生懸命に伝えようとしてくれて。
観光客が来ないようなお店に行くと、英語すら通じないところも多かったけれど、全ての人がとても親切に伝えようとしてくれました。



夏のバカンスその4 ポルトガルの港町『ポルト』へ_c0024345_19452621.jpg


ポルトでは中心部の「ドン・ルイス1世橋」のすぐそばにアパートを取ったので、まずは歩いてポルトを見渡せる橋へ!
この橋は上下2重構造になっていて、上はトラムと人間が、下は自転車と人間が通れるようになっています。
風がビュービュー吹いていると、もう恐怖でしかない高さで、しかも柵も何もない真横を結構な速さのトラムが通過していくので、風に煽られないようにするのに必死。
高所恐怖症の我が家の隊長パパはほとんど下を見てなかったし、私はバブーが落ちるんじゃないかとヒヤヒヤしながら(笑)。
絶対ここ、いろんな事故あるよね・・・と、すぐさまネットで調べてしまった私。
かなりのアトラクション感がある橋ですがポルトの景色は絶景でした。



夏のバカンスその4 ポルトガルの港町『ポルト』へ_c0024345_19452714.jpg



ポルトガルといえば、エッグタルトの『ナタ』。
サクッとしたパイ生地の中に卵風味たっぷりのクリーム。
なにしろ飲兵衛・塩系の私としてはそんなにたくさん食べたいものではないけれど、本場に来たら美味しいものを探せ!
というわけで、友人と一緒にポルトガルで最高のナタを探しておいしそうと思ったものをどんどん食べてみることに。
なにしろ1個1ユーロ前後だから気軽に食べられるし♪



夏のバカンスその4 ポルトガルの港町『ポルト』へ_c0024345_19452733.jpg



そしてポルトガルといえば、(パリと比べたら)物価の安さが話題にのぼる場所ですが(物価の安さや税金などのシステムの違いのため、フランス人の退職後の老後を過ごす場所としても大人気)、本当に何もかもが安い・・・。
国によって、エリアによって、物価が違うのは当たり前で、そんなのしょうがないことなんだけれど、最近はインフレで何もかもが20%前後値上がりしているパリの物価(しかも元々高い)と比べてしまうと、夢のような楽園価格♪
↑こちらの白スパークリングワインサングリア(1リットル)も、なんと5ユーロ。
おパリじゃグラス1杯のサングリアも飲めません(笑)。



夏のバカンスその4 ポルトガルの港町『ポルト』へ_c0024345_19452793.jpg


と言うわけで、街は可愛くて素敵だし、人は優しいし、物価は安いしでテンションが上がりまくる私たちなのでした。
食事も、シンプルな味付けのもの、そして魚介系が豊富なので、日本人にはとても合うとよく言われますが、本当飽きない。
いつもは長期のバカンスとなると、お米とか(なんなら炊飯器ごと)ラーメンとか、ちょっとしたアジア料理を大量に持参する我が家ですが、ポルトガル&スペインの旅だったら多分なくても大丈夫だなと何も持っていかなかったけれど、最後まで飽きることなく、恋しくなることなく現地のお料理を堪能しました。



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イワシの揚げ物や焼き物、タラの塩漬けを使った料理、タコのサラダ、海鮮のベニエ(揚げ物)、アサリの酒蒸し、リゾットetc...
初日の夜から美味しいものいっぱい。
↑ちなみに、右下の『あんこ粥』にしか見えないリゾットは、『海鮮リゾット』が売り切れていたがためのシンプルなトマト風味のリゾットを仕方なくだったのだけど、とてつもない美味しさでした・・・♪



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暑い中、真っ黒なスーツで正装している人たちがいると思ったら、大学の音楽サークルのような男子学生たちの大演奏&ダンスのパフォーマンス。
ガッツリネクタイにスーツのかっこいい男子たちが激しく歌って踊って演奏してて。
大人気でした。



夏のバカンスその4 ポルトガルの港町『ポルト』へ_c0024345_19452704.jpg


『ドン・ルイス1世橋』を渡った反対岸からの景色↑。
上をトラムが走っています。
このアーチと雰囲気、なんだか親しみがあってどこかで見たことがあるなあと思っていたら、エッフェル塔を作ったギュスターヴ・エッフェルの弟子の一人が設計したものなんだそう。
橋のこちら側もワインカーブが集まる楽しい素敵なエリアで。
それはまた次回以降に・・・。



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# by tonomariko | 2023-08-24 20:49 | ポルトガルの旅 | Comments(0)
スペインとフランスの国境エリア・バスク地方の『サンセバスチャン』からはスペインの内陸を通過して、目的地のポルトガルへ向かいました。
ポルトガル第一の目的地であるポルトとサンセバスチャンを結んだ線の中から行ってみたい場所として選んだのはスペイン最古の大学がある町『サラマンカ』。



夏のバカンスその3 カエルだらけの世界遺産の町『サラマンカ』へ_c0024345_16385536.jpg





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旧市街全体が世界遺産に登録されている町です。
カスティーリャ・イ・レオンという地方に位置するサラマンカはGoogleマップで見ると↓この赤い印のあたり。
スペインの内陸を一気に通過します。



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地図上でも内陸部分はまるで砂漠のように緑の部分がない地域になりますが、実際に荒涼とした景色が続いて一気に乾燥して暑くなっていきました。
今年はヨーロッパの猛暑もニュースになっていると思いますが、スペインでもポルトガルでもフランスでも、海沿いのエリアはほとんどがちょうどいい気候で27度前後の過ごしやすい日々でしたが、内陸はいわゆるニュースになっている猛暑地帯。
40度の世界に突入です。
高速道路もほとんど車がないし、景色は茶色い何もない風景が続くし、途中で寄る小さなガソリンスタンドにはガラガラの棚の中に一体いつのか心配になるチョコレートやチップスがちょっとずつ並んでいる。
そんな世界でした。



夏のバカンスその3 カエルだらけの世界遺産の町『サラマンカ』へ_c0024345_16385465.jpg


サラマンカ旧市街のメインストリート↑。
正面に見えるのが新カテドラル。
暑かったけれど日陰を選びながらゆっくりとお散歩。
スペイン最古、ヨーロッパでは3番目に古いというサラマンカ大学があるこの町は学生の町だそう。
夏休みで人が少ないのかなと思っていたけれど、おそらく昼間は暑すぎて誰も外に出てこない。
歩いているのはほとんど観光客だけ。



夏のバカンスその3 カエルだらけの世界遺産の町『サラマンカ』へ_c0024345_16385421.jpg


日が沈んで夜になると、確かにどこからか若者たちが繰り出してきて町中が賑やかになっていました♪
ゴシック様式の新カテドラルとロマネスク様式の旧カテドラルが隣接しているカテドラルを見学。



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大きすぎて写真ではその壮大さがあまり伝わらないけれど・・・。
正面ファサードの細かい彫刻や内部のフレスコ画などそれはそれは見事でした。



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サラマンカのお土産物屋さんはどこを歩いてもカエルだらけ。
これは一体なぜ?
と聞いてみたら、サラマンカ大学のファサード(細かい細かい彫刻が素晴らしいファサード)の一角にある骸骨の彫刻の頭の上にカエルが乗っているからなのだそう。



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だからカエルが骸骨の頭の上に乗っているのがあったり、難しそうな本を読んでいるカエルがいたりするようです。
本当にカエルづくしで、カエル好きには多分たまらない町(笑)。
カエル好きな人たちを思い出しながらお土産物屋さんをのぞき歩きました。
トップの写真と↓こちらはスペインで最も美しい広場と言われている『マヨール広場』。



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夜遅くまでカフェやレストランで人が賑わい、あちこちで音楽の演奏が聞こえてきました。
イタリアのヴェネツィアのサンマルコ広場も思い出すような広場。
夜景を楽しみながらこの日宿泊するアパートへと向かい、さて、次はいよいよポルトガルに入ります。



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# by tonomariko | 2023-08-20 17:10 | スペインの旅 | Comments(0)
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