パリときどきバブー from Paris France

モロッコの朝ごはん

モロッコの朝ごはん。

知らない国の定番のごはんスタイルって、もう朝ごはんの時から新しい経験と発見ばかりでテンションが上がります♪

今回は息子のクラスメイトのモロッコ人のお友達の家に滞在。

パパはフランスでお医者さんをしているモロッコ人ファミリーのモロッコでの（ママ側の）自宅です。

モロッコはフランスから近いとはいえ、子ども３人を連れてモロッコでバカンスを過ごすのはやっぱり年に１回くらいということで、ママの兄妹たちやお母さん（子どもたちにとってはおばあちゃん）が待ち構えていて、夏の間は街の中心部からこの家に引っ越してきて一緒に過ごすのが定番なんだそう。

だからお邪魔したお家、

常におばあちゃん、おばさんおじさんたち（全部で５人兄妹）、いとこetc。

家族・親戚一同色々な人が出入りして一緒に暮らしている感じでいきなりとてもディープなモロッコを体験しました♪

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そんなところに他人の私たちがいいの⁈

という感じですが、

「モロッコにくるなら私たちが帰る時に来てね！」

とず〜っと言ってくれていたので、遠慮なく、ファミリーたちの空間にお邪魔してしまいました。

プチモンとクラスメイトちゃんももう５年間一緒の学校に通っていて（しかも小さな学校なので１クラスしかない）、家族・親戚たちも写真やビデオをいつも見てるらしく、

「もうあなたたちのことは昔から知ってるわ！ようやく実物に会えたわね。」

って具合で1日目からまるで親戚のように迎えてくれました♪

おばあちゃんを筆頭にみんなお料理上手で、おそらく毎日手作りのおいしい料理を囲んで育ってきたんだろうなあというファミリーが用意してくれたモロッコの定番朝ごはん。

上の写真で写っているもの。

右上の穴がいっぱい空いた丸いパンケーキが「バグリール」と呼ばれるもの。

ふわふわのパンケーキです（これ自体は甘くない）。

右下の四角いものが「ムサンメン」と呼ばれるモロッコのクレープ。

水で溶いた粉を何度も何度も油を塗りながら折り畳みパイ生地のように層にして焼いたもの。

四角いバージョンと丸いバージョンがあるそう。

「バグリール」も「ムサンメン」もセモリナ粉を使って。

料理上手のファミリーは全て手作りで作ってました。（もちろんスーパーや街にもたくさん売っている）

そして左側に写っている丸いパンが「ホブス」と呼ばれるモロッコの基本というくらい定番のパン。

朝昼晩、食卓には必ずこのパンが登場してました。

フランスでいうバゲットなのかな♪

タジン鍋と同じ形をしたこのミニサイズの容器に、ハチミツ、バター、ジャムなどを出して。

食卓を囲んでみんな好きなものをつけていただきます。

フランスにもジャムやハチミツは驚くほどの種類があるけれど、モロッコも負けていないほど（もしかしてもっと種類があったかも⁈）というくらいどのスーパーに行ってもたくさんの種類があって、相当消費されているのがわかりました。

みんな好きなものを塗って食べるけれど、基本の基本はハチミツとバターだそう♪

そして飲み物はもちろん、モロッコといえばのミントティー。フレッシュなミントを使って、朝も昼もおやつも晩も。常にいつでもミントティーが登場します。コーヒーももちろんあったけれど、とにもかくにもミントティー。国民食ならぬ、国民ドリンクって感じです。「ねえねえ、そのマシュマロみたいの何？朝からマシュマロ食べるの？」と私が聞いてしまったこれは（↓）。

まさかのお砂糖でした！！

甘いミントティーに入れるためのお砂糖。

見たこともない大きさ！

「もっと大きな塊も売ってるよ。」

って教えてくれたけど、どんだけ入れるんだ！

というお砂糖の消費量です（笑）。

甘くておいしいミントティーの裏側には、マシュマロのようなお砂糖が隠れていたのでした♪

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アフリカ大陸のモロッコへ

今年の夏休み。

メインイベントの１つ目はモロッコ旅行。

初めてのアフリカ大陸です。

こんなにアフリカ大陸まで近いところにいるのに渡ったことがなかった場所。

パリから飛行機でマラケシュに飛びました。

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モロッコまでは飛行機で３時間半くらい。

日本との往復の長い長い時間に慣れてしまっているから3時間半なんてあっという間！

とっても近い感じがするけれど、でも外国なので、出国審査もあるし、入国審査もかなり厳し目に詳しく色々質問されたりと外国に来た感が満載でした。

最近はフランスの近隣諸国（スペインとかポルトガルetc）、パスポートコントロールもないユーロ圏内を車でうろうろすることが多かったので一気に外国に来た気分で盛り上がる♪

今回はプチモンスターのクラスメイトのモロッコ人ファミリーの家に滞在する予定だったので、現地の人に頼れるという安心感もあって、下調べもあまりせず。

（私自身は下調べ徹底タイプなので、普段の旅はかなり綿密に色々調べておくのでかなりいつもと違う）

友達ファミリーからいつも聞いていること以外、モロッコという国のこと、宗教のこと、文化のこと、民族のこと、街のこと、食べ物のことetc知らないこといっぱいの状態で上陸しました。

アラビア語は書いてあることも耳から聞こえることもさっぱりわからない！

ただし唯一、モロッコはフランス語が通じるところだけがたくさんのヒントを得られる点だったのも助かった部分。

フランス語で話せば通じるし、レストランのメニューやスーパーに並ぶ商品などもフランス語で記載があるし、外国感満載だけど言葉的に困らないのは何も下調べしていなくても旅を楽しめる大きなポイントでした♪

今回の旅のミッションは・・・①「いつか自分達がモロッコにバカンスでいる間に遊びに来て！」と言ってくれていたプチモンスターのクラスメイトの家に遊びにいくこと。②そのファミリーの５人兄弟の末っ子の弟の結婚式に列席すること（他人の私たちが弟くんの結婚式に参加しちゃうの？！なんでよ？！って思いましたが（笑）、ぜひ参加してほしいの！って言ってもらったので一生に一度、違う国の結婚式を体験できるなんていう機会もないかなと思って思い切って参加）③1年前モロッコ駐在になりパリからモロッコの首都ラバトに引っ越してしまった友達夫婦に会いにいくこと④プチモンスターと一緒に集めている「インベーダー」のモロッコバージョンを集めること（インベーダーについては以前書いたインベーダーの記事を見てね）初めてのモロッコ旅だけど楽しみなイベント盛りだくさんでした♪





お店がいっぱい並ぶスーク、市場通りを歩いていたらしょっちゅう見かけるサトウキビジューススタンド。こういうのももう見つけては全部片っ端から体験していきましたよ♪ちなみに私は生姜とレモン風味にしてもらいました。サトウキビの先にレモンと生姜をブッ刺してというか、挟んで、マシーンにゴリゴリと押し込んでジュースにしていきます。全てが新鮮で面白い♪





そしてプチモンスターもクラスメイトの仲良しちゃんと一緒なので24時間遊び相手がいて楽しさ倍増。3歳で幼稚園に入園した時からの仲良しちゃんです。（実は幼稚園に入る前に通っていた保育所も一緒だったらしい）マラケシュに到着したのは夜。お腹ぺこぺこでクラスメイトちゃんのお家に到着すると、豪華なクスクスが待っていてくれました！モロッコではクスクスは金曜日の夜に食べる特別ご飯ですが、私たちのために金曜日ではないけれど用意してくれていたんだって♪わ〜いわ〜いと手作りの家庭の味を初日の夜からもりもりいただく♪

ちなみに、一緒に写っている白い液体は、発酵した牛乳。

クスクスと一緒に飲むのはこれが定番なんだそう。

甘くない飲むヨーグルトっていう感じです。

初めは牛乳と？！

って思ったけれど、これが案外合う。

カレーと一緒にいただくと美味しいラッシーみたいなものかしら。

この甘くない飲むヨーグルトみたいな発酵した牛乳、パリで牛乳と間違って買って「ぎょえーこれはなんだ！」ってなったことがあったけれど、必ずスーパーに並んでいるのはこうやって消費している人たちが多いからなんだということも納得した初日の夜なのでした。

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夏休みが4分の3終わってしまったよ

フランスの２カ月間の長い長い夏休みも、もうなんと4分の3が過ぎようとしています。

はやいっ！！！

夏休みはいつもできないあれもしよう、これもしよう。

プチモンスターにはあれもさせよう、これもさせよう。

なんて頭いっぱいに計画していたものの10分の1もできていないんじゃないかしら。

と思ううちに、4分の3も過ぎてしまったよ！

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6月は「猛暑」と呼ばれる暑い日が何日もあって、でも7月は一気に涼しくなって、

「夏もどこかに行ってしまってもう秋なのか？！」

と囁かれてもいたのですが、8月に入ったらまたまた夏登場。

しかもフランスのカラッとした、日向にいるとまあ暑いけれど日陰に行けば寒いくらいの涼しさという涼しめの夏ではなく、連日「酷暑」という言葉でニュースが流れるほど暑い夏になっています。

今日はパリは35度。

明日も同じくらい。

パリのアパートには基本的にクーラーがないので、寝苦しいにも程がある！

という暑さが続いています。

ただでさえ体温の高いプチモンスターが、寝ている時に近づいてくると、暑くて嫌がらせされているみたいで、

「お願いだから離れてっ！」

と、冷たいことを言ってしまうくらい。

寝苦しい・・・。

今夜も寝苦しい夜となりそうです。

とはいえ、日本の暑さを知っているから、耐性があるので問題はなし？！

「日本は湿気がすごいから。クーラーがあってもこんなもんじゃない。」

と、念仏のように唱えてます♪

インスタを見てくださっている方は（と言ってもインスタもストーリーしかあげてない・・・汗）、モロッコ行ったり、ブルターニュ行ったり、（プチモンスターが）スポーツのスタージュ（短期期間限定の習い事）に通ったりしている様子は見てくださっていると思うのですが、これまたこのブログもお久しぶりすぎて２カ月以上ぶりになってしまいました・・・。

時が過ぎるのがあっという間すぎて怖い。

ブログも、書きたいことはいっぱいで、メトロのホームを歩きながら、街を歩きながら毎日毎日頭の中では文章作り上げて、頭の中ではたくさん書いて出来上がっているのですが、もどかしい。

というまま年月が過ぎていますが、今でも「ブログ見てます」って方とかなり出会うことが多かったり、何かを検索するとブログの記事が出てきましたなんて言ってくださる方が多くて、やっぱりブログをもっとちゃんとやりたいなあと思っている今日この頃です。

今晩の我が家の晩御飯は、

餃子、ゴーヤチャンプルー、豚汁、サラダ。

でございました。

暑い日に、豚汁なんて・・・

ですが、野菜をあまり食べてくれないプチモンスターが、唯一なんでも喜んで食べる食べ方が、「豚汁」と「鍋」なので、我が家は季節問わず豚汁でございます。

それでは明日もブログが書けますように・・・。

おやすみなさい。

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学校の学年末スペクタクル

あと1ヶ月で夏休みに突入するフランス。

（ちなみにそれは幼稚園と小学校。中学以上はもっともっと早くから夏休みになります）

9月始まりのフランスでは6月で学年末となるので、フランスの2年生もあとちょっとでおしまいです。

5月と6月は、習い事の試合、発表会、試験、学校の年度末の発表会、お祭りと子どもも大人も大忙しの季節。

入学式も卒業式も始業式も終業式も運動会もないフランスなのに、こんなにドタバタしますでしょうかという恒例の年度末の時期です。

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いつもは夏休みに入る直前の週末にある学校のお祭り＆発表会。

今年は5月末にありました。

幼稚園と小学校合わせての合同の発表会。

ダンスと歌とでお遊戯会って感じです。

日本の練習に練習を重ねた学芸会などを知っていると、若干頼りなさは感じるフランスの出し物ではありますが、みんなのびのびと歌ったり踊ったりしてとても子どもらしくてかわいい♪

プチモンスターの学校は今までは学年ごとに出し物というのが恒例でしたが、今年は学校全体で１つの作品にというスタイルに変わり、フランスとは思えないほど先生達も力が入ってました（そんなこと言っちゃ先生達にはちょっと失礼ですが・・・笑）。

私は学校の専属撮影係のようなことをさせていただいているので、練習風景にもおじゃまして。

子ども達だけじゃなくて先生も（↑）体を張ってがんばっている姿を見ることができます（笑）。

プチモンスターたち2年生のクラスはちょっと一昔前の古い時代の学校の子どもたちがテーマだったので、みんな白と紺で統一。

男の子たちは紺色の半ズボンの中に白いシャツを入れて、サスペンダーをして。

まるで映画の中のシーンが抜け出したような光景になっていました♪

幼稚園と小学校は各学年１クラスしかない小さな学校。

例年はもっともっと大きな中学・高校の校舎のホールなどを借りてスペクタクルの披露をしていましたが、今年は小さな校庭に舞台を設置してみんなで順番にダンスと歌を披露。

この校庭に並べられた子ども用の小さなベンチにぎゅーぎゅーに大人たちが座って。

青い空の下子どもたちの歌声が響き渡って。

なんともアットホームで素敵な学年末発表会でした。

日本ではついこの間2年生になったばかりですが、もうあと17日くらい学校に行ったらなんとフランスの2年生は終わり！（なにしろパリの私立は水曜日は学校がないので週4日通学。ちなみにパリ市内の公立は水曜日の午前中はありますが火曜日と金曜日の授業が早めに終わっているという辻褄合わせで中身としては一緒）1年が早すぎて悲しくなってきてしまう・・・泣。そしてプチモンスターが学校でやってくるものと共にフランス語を1から勉強し直せば、かなりフランス語力が上がるのではなんて思っていながら何もせずに過ごしていて・・・。あっという間にフランス語力は抜かされている・・・泣笑。

と言っている間にバタバタとお迎えの時間がやってきたのでお迎えに行ってきます。

それではみなさま今日も良い1日を。

日本は良い夜を・・・。

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今日は祝日・5月1日「すずらんの日」

今日は5月1日。

メーデーの祝日。

フランスでは『すずらんの日』でもあります。

幸せを運ぶすずらんを大切な人にプレゼントする日。

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街角で一般の人が、花屋の店先で、スーパーの店先で。

色々なところですずらん売りが現れます。

私がフランスに来た20年以上前は、メーデーの祝日なんて1月1日の元旦や12月25日のクリスマスと同じくらいのレベルで祝日お休み度が高かったので、お店はどこもかしこも全て閉まる日。

スーパーの店先ですずらんが手に入るなんて見たことなかったけれど、近年は祝日も普通にお店が開くところも本当に多くなって、街角以外でもすずらんが手に入るようになったのは、かなり景色が変わったなあ・・・なんて思いながら見ていました。

そして、昔と比べると、街角のすずらん売りもかなり減ったのも気になりますが、それでも人出が多そうなエリアに行けばかなりあちこちにすずらん売り。

アパートですれ違うご近所のムッシューはポケットにすずらんを入れて家に帰っていき。

メトロやバスに乗れば、小さなすずらんを持っている人たち。

男性も女性も、おじいちゃんも子どももティーンエイジャーも。

小さな鉢植えのものを抱えていたり、二輪くらいだけ入った小さな小さなブーケを持っていたり。

道を歩いていれば、どこかでピクニックをした帰り、空っぽになったワインの瓶にすずらんさして歩いている人も。

かつてに比べたらだいぶこの風習も盛り上がり度が減ってきているのかなあと感じつつ、「すずらん」を大切な人に贈り合うこの5月1日の日。

すずらんを持った人にすれ違うたびにほっこりする素敵なイベントです。

午前中の早い段階から、全て売り切って店じまいするムッシューとかも♪

今日はフランス全土が30度という数字で埋まるほどの真夏日だったので、みんな早め早めに片付けたかったはず！

午後の日向の日差しはすごかった。

学校休みのプチモンスターと、お散歩に出かけたけれど、暑くてバテバテになって帰ってきました。

通常フランスでは、木曜日が祝日の場合、金曜日もついでにお休みにしちゃって、週末と合わせた連休にするという「ポン」（＝橋）と呼ばれる裏技システムが使われますが、今年は今週も来週も木曜日が休み。でもって月末の29日も木曜日が休み。ということで、さすがに3回ポンはやりすぎというわけで、フランス政府から公式に発表されている「ポン」は月末だけ。今週も来週も「ポン」はなしで金曜日は学校があります。でもでも、フランス人の頭の中では、木曜日が休みだったら全部「ポン」でしょ的な考えがあるので、もう今週の金曜日は学校があるのか、来週の金曜日は学校があるのか、いやないはずだ、あるはずだ、って学校のグループトークでお休みにまつわる話題が飛び交っていて、どんだけバカンス大国よ・・・なんて思いながらみなさんのトークを見ています。

さて、今晩はプチモンスターの一番好きなご飯、「生サーモン」（＝刺身）ということで、これからサーモンのちらし寿司でも用意します。

私は鯖の味噌煮。

今週初め、大量に下処理をして冷凍保存したサーモンとサバで。

明日も暑そう。

美味しいもの食べて乗りきるぞっ！

日本の皆様は、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください♪

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