メトロの中のプチ勇気
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メトロに乗れば必ず見かける大道芸人。
バイオリン弾き、アコーディオン弾き、学生のオーケストラ集団、カラオケ大国から来た私の方がうまいぜ〜と心の中で思わず思ってしまう下手なカラオケ歌い…。
中には許可を得ないでやっている人もいるけれど、基本的にちゃんとオーディションを通過して、許可を得てしている人がほとんどで(最近取り締まりがとっても厳しくなっているから)、種類も様々、そして実力ある人は本当にプロの腕前!
大体決まった場所に出没するので、毎日のように見かけるお気に入りの人とかも出来て、けっこう気になる存在なのだけど。
5年以上パリに住んでいるくせに、いまだにやったことがなくて勇気が出ないこと。
それは小銭を渡すこと。
何気にものすご〜く小心者で恥ずかしがりやだったりする私。
(えっどこが?と思った人もいるはず。でもそうなの。けっこうそんな面もあるのです。わたし。)
日本ではこういうのってあまり遭遇しない場面で、経験値が乏しすぎるため、一体どういうタイミングでどのくらいあげたらいいかが分からなくていっつも心の中で拍手だけ送って通り過ぎてしまうのだ。
メトロのホームや通路にいる場合はどうやってあげたらいいの??
通り過ぎながら歩みを緩めて小銭を入れるの??
それとも立ち止まっていれるの??
上から投げ入れたら失礼だし、だからってしゃがみ込んで入れるのがたかが50セントなんていうのも大げさだし…。
なんて、永遠にくだらないことが気になって、結局いつもいつも勇気がない。
メトロに乗ってる最中のときはどうすればいいの??
フランス人って当たり前のようにポケットから小銭を出したり、財布をごそごそやっているけれど。
一体どのタイミングで小銭を出すの?
財布を開けたら小銭が入ってなくて、でも期待させちゃって目の前でコップを差し出されて待たれているなんてことになったらどうしよう〜。
と、永遠にデフレスパイラル妄想に落ち込んで、あっという間に次の駅。
芸人さんはお隣の車両に移動して行ってしまう。
そして結局5年がたった。
ものすご〜いお気に入りだった、いつか声をかけたかったバイオリニストはもういなくなり。
電車が走り出すとちょっと音を大きくして、ホームに止まっているときはボリュームを下げるという気配りをみせるお気に入りのおじいちゃんアコーディオン弾きにはもう会わない(泣)。
人のことなんて気にしちゃいないフランス人。
だ〜れも私のことなんか見てないさと思うのだけど。
こんなとこだけ日本人的恥ずかしがり〜た。
次こそは勇気出してみようっと。
いらぬ心配をしなくていいように。
出しやすいところに小銭をしのばせて…。
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てっきり勝手にやっているものだと思い込んでました!
なので当然チップをあげる気分にはならず・・・。
でもtonomariちゃんのキモチすっごく解る~!
私もイイオトナなのに日本でも旅館じゃ中居さんにどのタイミングで
心づけ?とか悩んでるうちに終わっちゃうみたいな・・・。
tonomariちゃんのそういう部分があるっていうの
すっごく解るよ♪
さて、おととい、ロブションから予約確認メールがきました・・・。
tonomariちゃんの尽力のお陰できたのか
今更思い出したようにくれたのか・・・よく解らないけど
とにかく一件落着しました!
ありがとうございます♪
でもどうやら色々な分野を選んでいるので、多分たくさんの人が応募するクラシックなんかは倍率が高いけれども、え〜どうしてこれがオーディションに受かったのか。。。と思うほど上手でないのもあります(笑)。
ロブションの件、無事によかったです!楽しみですね〜。