バブーはお星さまになりました

秋のバカンスが終わり、今日からまた通常営業。プチモンスターは張り切って幼稚園に出かけて行きました。昼間、ちょっと静かな時間が流れる普段に戻ります。
ずっとがんばってくれていたバブー、実はちょうど２週間前に息を引き取りました。







パリときどきバブーを応援…

17歳と1ヶ月。一時は今年のお誕生日はちょっと難しそうだなと諦めていたけれど、そこからずいぶんがんばってくれて17歳の誕生日を迎え。残念ながら、日本に長い間仕事に行っていた隊長パパの帰りには１週間だけ間に合わなかったのですが・・・。パリ2年目からず〜っと、私のパリ生活を一緒に生きてくれて、どこへでも一緒に出かけて旅して楽しんで。みんなに可愛がられて。フランス生活の難しい局面も、何度も何度も、バブーのおかげで助けられて（フランス人たち、イヌ連れには本当に優しかったりするので）♪本当にバブーのおかげで今の自分があるのは間違いなく、めちゃめちゃ幸せなバブーとの生活でした。




日本への帰国も毎回・毎回、一緒に飛行機で飛んでいったし。バブーの２冊目のパスポート（ユーロにはペット用パスポートがあります）だけでも、16回ハンコが押してあるので、少なくとも20回は往復したんだなあ・・・と。世界を飛び回るすごいイヌだ（笑）。
私の家族になったその日からコートのポケットに入ってメトロに乗って家まで帰り（なぜかイヌを連れて帰るはずなのに袋も持って行かなかった私・・・）。その日の夜に到着した元の会社の先輩方とレストランに行くのもカバンに入って一緒に行き（お腹を見せたままカバンの中でずっと寝てた）。まだワクチンが終わってなくて道を歩くのはNGだった時から、モンサンミッシェルへの長旅ドライブも一緒に行き。パリの区役所での結婚式にまで袴を着て参列していたり（テロが起きる前は今よりも本当に何もかもが緩くてイヌが許されるところも多かった）。何もかも一緒に過ごしてきました。




我が家のプチモンスターはバブーがもうずいぶんおじいちゃんになってきて、最後の方に登場した子どもだけど。サル姉妹に、プチ天使ちゃん、ポニョちゃんに、まこりちゃん・・・etc etcと。常に子どもたちと一緒に過ごしもみくちゃにされる人生で、何をされても噛まないし怒らない忍耐力の強いイヌに育っていたし。誰からも愛されて。きっとバブーも楽しい人生を送ってくれたんじゃないかな。





最後の１ヶ月半は、常に隣にぴったりくっついて寝て。喉が乾けば、おしっこがしたければ「ワオーン」と遠吠えをして知らせ。また一緒にベッドに戻って。最後の方は自分で立つ力もなくなっていたけれど。私とのチームワークもバッチリで。穏やかに一緒の時を過ごせました。
「バブーはおほしさまになったんだよね〜♪だけど、いつかここにかえってくるんだよね〜♪♪」というプチモンスターの言葉に救われながら。
まるで家族のようにかわいがってくださる方がたくさんいらっしゃるのですが。みなさん本当にありがとうございました。

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