カフェオレボウルが生まれる場所
カフェスペースでの目玉になっているカフェオレボウル。
そしてお店でも真っ先に色々な人にもらわれていく。
カフェオレボウルの在庫がない時にも、しょっちゅう「カフェオレボウルありますか?」と聞かれる人気アイテムです。
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いつもお店で説明するように、カフェオレボウルはフランス人が今でも毎朝カフェオレを飲む時に使う定番のアイテムですが、昔ながらのデザインを残したものはほとんど作られなくなってしまいました。
ブロカント(古道具)のカフェオレボウルを蚤の市で見つけるのも、本当に本当に一苦労です。
そんなカフェオレボウルが現在作られている工場も本当に数えるほどしかなくなってしまって、今でもある一定の数、昔ながらの製法で作られているのはたぶんこの工場だけになってしまっています。
今週末は、買い付けに走り回っているバブー家ですが、お店のお客様たちが待ちわびているカフェオレボウルをゲットすることも目的のひとつ。
今回は、工場の見学もさせていただき、改めてカフェオレボウルへの愛情を感じずにはいられない週末なのでした。
250年以上の歴史があるという工場。
お休みのことばっかり考えているはずのフランス人が?!
工場の話だけで3時間以上私たちにおしゃべりしてくれた、とってもとっても親切なムッシューのおかげで、ひとつひとつの食器や製品ができまるでに、いかに丁寧に手をかけられているかということがよくよく分かりました。
かつては800人いたという工場。
今はたったの19人で運営されています。
広い広い工場。
たったの19人で、ほぼ全ての行程が手作業。
型を作るのも、型に流し込むのも、型からはずすのも、ばりを取るのも、釜に入れるのも、それに色をつけるのも、また焼くのも…etc 何もかもが手作業です。
まさか、ひとつのカフェオレボウルが、こんなに手間と時間をかけて丁寧に作られているとは思ってもいませんでした。
途中、涙目になってしまうくらい感動する丁寧な手作業。
カフェオレボウルだけじゃなく、お皿も、コップも、ピッチャーも、なにもかも!
形によって、デザインによって、こんなにも丁寧な手順をふんで、ひとつのものができあがるなんて。。。
この工場でのひとときは、ブログ1回分で書ききれるようなものではなかったので、いつか絶対に何かの形で特集にしたいと思います。
また改めて、工場に見学にきたいと思いました。
縮小、縮小を重ねていくという古くからの工場。
19人の工場が、絶対につぶれないないようにと願いながら。
(きっと日本にもこういう伝統工芸の工場がたくさんあるんだろうなと思いながら)
いつか絶対にもう一度ゆっくり来ます。
職人さん達の技をなくさないためにも!
カフェオレボウル、たくさん積んで帰っています。
みなさんお楽しみに!
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可能性は0ではない!?
職人さんの仕事しててはどうしても単純作業と思われがちの仕事ですがその心は匠と同じだと思います。
みなさん同様に私もすっかり虜になってしまいました(´v`)
見た目の可愛さも魅力的なのですが、フランスの方々の朝食シーンを思い浮かべたり、歴史を感じたりするのも楽しいです。
カフェオレボウル工場の特集、「いつか」を楽しみにしておりますね!
週末にはぼわっとに行って参ります♪♪