5月1日は「すずらん」の日
メーデーの祝日。
フランス語だと「Fête du travail」(フェット・デュ・トラヴァイユ)、「労働者の日」です。
パリときどきバブーを応援…
大切な人に幸せをもたらすと言われている「Muguet(ミュゲ)」すずらんを贈り合う日。
ご近所の「海賊おじさん」がいるお花屋さんも店中すずらんでいっぱい。
バブーのお散歩がてらちょっと寄ったのだけど、次へとお客さんがひっきりなし。
今日は大忙しの日だから助っ人も働いていました。
みんな迷わずすずらんを「1.2.3.4...」って必要な分だけかかえてお会計へ。
改めてこの習慣について聞いてみたら、「大切な人だったら誰から誰へでもいいの。とにかく幸せをもたらすすずらんを贈り合う日なのよ」と海賊花屋さんのマダム。
そういえば、海賊おじさんのお花屋さんの登場もとっても久しぶり。
私もゆっくり話したのは本当に久しぶり。
「きみは一体どこに行っちゃったんだろうって話していたんだよ!これは君に。」
なんて久しぶりの海賊おじさん。
相変わらずやさしくて、すずらんの花を一輪くれました。
今日はほんとちょっとバブーの散歩に出ただけで、家の半径100m以内一周にすずらんを売る店や屋台が10個以上。
パン屋の店先には必ずすずらんを売る人が。
それからカフェの前なんかにもダンボール屋台が。
お花屋さんのアレンジにも必ずすずらん入り。
バゲットと新聞を小脇に抱えるムッシューの手にはすずらんの鉢が。
エレベーターで会った同じアパートの住人のスーパーの袋の中にもバターやヨーグルトに混じってすずらんが。
「すずらんの日 大切な人に贈り合おう」
なんて横断幕や宣伝はないけれど、街の中に自然にすずらんが大量に登場して、誰もが当たり前のように買って帰る。
そんなナチュラルさが素敵です。
すずらんだけは街中にあふれるけれど、今日の祝日はフランス人が最も働かない日のひとつでもあり、ほとんどのお店が閉まります。
私もガイドブックのためにたくさんのお店に取材に行って、
「お休みはいつ?祝日はお休みする?バカンスはいつ取る?」
という質問を必ずするのですが、「祝日は日によって休み」という回答の中で
「12月25日」「1月1日」についでみんなが挙げるのが「5月1日」です。
一方で今日は労働者が権利を要求するために、パリのあちこちで大規模なデモや集会がありブロックされてしまったり、タクシーもほとんど働かないそうで、撮影に影響がないようにと作戦を立てている私です。
晴れ女魂で今日も快晴に恵まれた絶好の撮影日和のパリ。
バブー家は変わらず働きます♪
今日はすずらん売り探しというおまけもあるから街歩きも楽しいかな。
日本がまだ1日のうちに。
ボクからみなさんに、しあわせをお届けしま〜す。
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某百貨店の花屋さんは1日過ぎたにもかかわらず、一束(5~6本
)で2100円でした。
幸せをあげるのもお金がかかるわ~