オペド・ル・ビュー 〜南仏プロヴァンスの旅〜
フランスで売っているガイドブックなんて、白黒で文字ばかりで、写真はなくて辞書みたいな何がいいのか悪いのかも分からないいけていないガイドブックばかり…。
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そんなわけなので、事前に下調べをする時にはほとんど頼りにならないこちらのガイドブックなのだけど。
現地の人の情報は日本のすぐれたガイドブックよりも結局何倍も役に立つ。
この村「Oppède le Vieux」(オペド・ル・ビュー)も、チェックもしていなかった村の名前。
ところが泊まった全てのシャンブル・ドットのオーナーたちが真っ先に名を挙げたおすすめの場所だったりします。
なぜか日本のガイドブックには載っていなくて、「え〜ほんとかな〜。なんでこんなにみんなオススメするんだろう〜。」なんてちょっと疑心暗鬼で行ってみたりした場所なのですが。
当然ながら、住んでいる人たちの情報は正しいのだ。
車でしかたどりつけないような田舎にある昔の姿がそのまま残る中世の村。
到着すればパーキングにはかなりの車。
やっぱり知らないのは私たちだけ?!
という人気の観光地なのかなあという車の量。
とはいえ、こちらでいう「人気の観光地」とか「人が多い」というのはどこに行っても人があふれている日本から見たらのんびりした人通りのほとんどないのどかな場所なのですが…。
17世紀以降は人に捨てられ廃墟と化していたという村は、徐々にまた活気を取り戻しつつあるという場所。
それでも村のメイン広場にはカフェがあって多少の観光客で賑わっているものの、村の頂上の城跡や教会への道はただの山道だし。
廃墟のようなものがあちこちにあるし。
どの家族連れを見ても、元気にのぼっていくのはイヌたちだけ…。
というかなり険しい道です。
バブーももちろんいちばん元気…。
頂上にたどり着くと、教会前の見晴し台の石にみんなとりあえず座り込んでしまう感じ。
でもこの素晴らしい景色を見ればそんな疲れもあっという間に吹き飛んでしまいます。
地図を広げて、オススメの場所にチェックを入れてもらうと、こんな風に思いもよらなかった場所を「いちおし」の場所と言われることがけっこうあって。
今回の旅でも、時間が足りずに次回のお楽しみにとってあるところがけっこうあります。
例えば今日のこの「オペド・ル・ビュー」村も、地元住民はこぞっておすすめする場所だけど、現地で手に入れる南仏プロヴァンス地方の地図(見所マークなどがカテゴリ別に落ちている)にはただ地名しか落とされていないところだったりするのです。
ということは、見所マークがついているところで全くのノーチェックだった場所、日本的には全く有名でない場所というのはどんな場所なのだろう?!
とけっこう気になっています。
まだまだあまり知られていない素敵な場所をどんどん発掘していきたい!
そして地元の人のおじゃまにならないように、静かにそんな素敵なところをのぞかせてもらいたいな。
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一緒に行って楽しめる旦那様の存在も羨ましいです♪
私も一緒に行きたいです(笑)
私は、「南仏プロヴァンスの12か月」興味をもって2冊最後まで読み切ったうちの一人です。