バブー家、旅のご飯の工夫
それは食事。
食事といっても豪華なフレンチ三昧とは真逆で、我ら日本が誇るべき技術の素晴らしいレトルト食品たちをうまいこと投入したおかげで、大成功♪
パリときどきバブーを応援…
今回のように、同じ所には長くて2泊。
同じ地方とはいえちょっとずつ移動して、色々なシャンブルドットに泊まってみたいという移動型の旅の場合、毎日の食事はとっても重要。
地方独特の名産物を食べたり、パリでは食べられないおいしいものに出会いたいのは山々だけど、毎日がっつりフレンチではさすがの食いしん坊のバブー家も胃がもたない。
そんなわけで、幸運にも旅行に出発する前に日本から運び屋をやってくれるという友人のおかげで、たくさんのカップラーメンやスープや焼きそばを持って来てもらったバブー家は、これらを旅のおともにし、ちょいちょい軽い日本の味をはさんでいったのです。
「まりこ〜今頃何食べてるの〜?!」
という友達に送られるのは、
「大盛りUFO焼きそば」
の写メだったり…。
「えっ。。。全然南仏じゃないじゃん。。。」
「えっ。。。またラーメン食べてるの?」
と、そんなやり取りが友人と交わされていたのですが、もちろん、地方での気になるビストロやおいしいカフェご飯、星つきレストラン(今日の写真はその2つ星レストラン)、シャンブルドットでいただく夕食などなど楽しみながら。。。
でも毎日だと胃にもお財布にもやさしくないので、間あいだで日本の素敵なおいしい工夫たっぷりのレトルト食品を楽しんで。
ラーメンに焼きそばに春雨スープにトムヤムクンにおこわに。。。
ほんと日本って何でもあるのです。
しかもおいしいのです。
やっぱりアジアの味は安心するのです。
カップラーメンすすりながら、素敵なシャンブルドットの屋上テラスから「フランスでもっとも美しい村」の夜景を眺めてしまっているというちょっと不思議な光景だったりするのですが。
これが思った以上に大成功で。
メリハリあって、旅の最後まで全然疲れなくて、なんて素敵な大作戦。
バブー家、今後もこの作戦が続くと思われます。
いかにも素敵な写真ばっかりブログにアップしているので、毎日どれだけ食べてるのと思われがちですが(笑)。
だって、大盛り焼きそばの写真載せても色気ないし。。。(?!)
というわけで、こんな素敵なレストランでお食事もしつつ、メリハリ楽しみました。
星つきレストランも、パリでは高いだけで「やっぱり今日も星という意味がよく分からなかった。。。」という場所が多いのですが、田舎に行けば行くほど、「ああ、これが星という意味なんだなぁ。」と納得できるところが多い。
パリの1つ星の値段以下で2つ星でかなり素敵なものがいただけるのも魅力です。
ここ数年、「ゆず」「わさび」「だし」などなど、日本の食材を使うことがやたらと流行っているフランスですが、
「う〜ん。。。使い方がちょっと違うんだな〜。」
という残念なケースも多い中、前菜の魚料理に思わずうなってしまうような柚子の使い方がされていて、大感激。
あまりの素晴らしさに、もしかして日本人が働いているのではないかと聞いてみると、星つきとはいえ、こんなフランスの田舎のレストランに2人も若い日本人が!
(実際ゆずの使い方に関しては、シェフのセンスが素晴らしかっただけで、彼らは関係なかったのですが)
日本の地方の専門学校で勉強していたという19歳の女の子に20歳ちょっとの男の子。
そして偶然にも、彼らは研修を終えて、この日が最後の夜。
「明日には日本に帰ります。」
なんていう日に出会った若き将来のシェフ。
寮生活をしながら、日本も出たことがなかった若い2人が日本人もいないようなフランスの田舎に来て、いきなり一流レストランで下積みを重ねて、再び日本に戻るという記念すべき時に出会って。
「明日、出発の日の昼ご飯は、お客さんとしてシェフに招待されているんです。」
と語っていた彼らも、今頃日本に帰ってどうしているかなあ〜と気になっています。
日本のどこか、世界のどこか。
いつかこの時の2人に再び出会うような気がしている私です。
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写真に気を取られて文章が読めません(汗
日本の調味料について、へぇー。
そして最後は、じーん。。。
すてきな一編でした~。
19歳と20歳でフランス料理修行の二人、えらいなあ。
がんばってほしいですね!
まりこさんがピンときて聞いたから
そのこと(ふたりがそこでがんばっていたこと)が
わかったわけで…。
二人にも、いい思い出になったんじゃないかな♪
まりこさんの最後の予感、当たりそうな気がしますね。
まりこさんが、焼きそばなんて意外です(笑)
でも、急に食べたくなるんですよねー!
いつも、非日常的な風景を切り取ったような日記ばかりで(かなり憧れるのですが…)すこしホッとした気分です(笑)
落ち込んだときに、ふと、まりこさんのブログに立ち寄ると、
幸せになったりします。
二人の若きシェフの話
行動力のある「何か 持ち人」達の偶然の出会いって
時々耳にしますね。
明るい日差しのなかの椅子とテーブル
出会いの楽しさ驚き楽しみを感じています。
こんにちは。はじめまして。コメントいただきどうもありがとうございました。
こちらのレストランですが、私もちょっと記憶がもう曖昧なのですが、プロヴァンスの方の小さな村の中にあるcastellasとかいう名前のホテルだったと思います!ちょっと古すぎて資料とかは出てこなかったので曖昧なのですがけっこう有名なレストランなのではないかとおもうので見つけられますように!