ラコスト 〜南仏プロヴァンスの旅〜
住んでいる人がいるのかしらと心配になるくらいひっそりした村で、唯一村の入り口にあるカフェが営業していることだけが村が動いている証だったりして。


パリときどきバブーを応援…
見晴らし台にもなっているテラス席でちょっと一休み。
この地方の名産物でもある「メロン」(カヴァイヨンのメロン)を食べておかなくてはと、大きなメロン1個分が1人前というまたまた豪勢な盛り方の「生ハムメロン」をペロリといただいて。

ひっそりと静かな村に入っていく。
リュベロン地方の村々のほとんどが丘の上にある「鷲の巣村」と呼ばれるつくり。
だからどの村に行っても、たくさんの階段と坂道との戦いになるのです。

「なんでこんなに元気なのかな〜。」
「元気だけが取り柄だよね〜。」
と、バブーはどんな坂道にもどんな石段にも負けることなく疲れる気配もなくひとりずんずんあがってゆく。

リードでバブーに引っ張ってもらったりもしたけれど、それでもバブーの方が先を急ぐから、もう先にひとりで行ってもらうことにしたり。
さすがに急な坂で疲れてちょっと途中で休憩して立ち話しているカップルを気づかったりする余裕もあったりして。

バブーだけはやたらと元気です。
ちなみに、元気なバブーといえば、この氷点下の毎日の今週パリにおいても、ひとり元気でコートなしで裸で歩きつづけてます。
肉球が凍る気配もなく。
人間は隠せない鼻の頭が真っ赤になって、顔がちぎれそうになっているのに、いつまでも家に帰りたがりません。
バブーの特技「やたらと丈夫なこと」に変えようかな。。。

この村「ラコスト」は、「サディズム」という言葉の由来にもなっている「サド侯爵(マルキ・ド・サド)」がかつて領主を務めていたところ。
村のてっぺんにあるサド侯爵の城跡を目指してのお散歩になります。
のぼりがけっこうきつい場合、下りももちろんけっこうきつい。
そんなこともちろんバブーには関係ありません。

「まったく、人間は遅いな〜。」
と呆れているのかな。。。

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って
おとなげないっすね。

夏に行ったEZE村を思い出しました。とのさんの写真をゆっくり見て、そこにいる妄想にふける時間が幸せです。次のヨーロッパは6月かなぁ。それまでがんばろー。