もうひとつの観光地名物
おみやげ物屋でも見かけるような、エッフェル塔の置き物や、キーホルダー、ポストカードセットなどパリにちなんだもの。
パリときどきバブーを応援…
子供が好きそうな空飛ぶ鳥の遊び道具。
有名ブランドの偽物品など、種類は多数。
こんな風に、観光地の前にずら〜りと並ぶ。
エッフェル塔の真下、エッフェル塔がきれいに見渡せるトロカデロ広場、ノートルダム寺院の前、そしてこの写真のサクレクール寺院など。
もちろんこれらは違法。
だから彼らはいつもポリスといたちごっこ。
組織立っているので、必ず見張り役がいて、ローラースケートや自転車で、見回り中のポリスがどんな遠くにでも見えようものなら口笛などの合図が飛び交う。
そしてふろしきをガッとまとめて商品を持って、一目散に逃げてゆく。
まさに「蜘蛛の子を散らすような…」とはこのことですという程見事に散り散りに逃げてゆく。
こうやって物を売っているのは欲しければ買うというだけで、あんまり押し売りもされないのでいいのだけど、いちばんしつこくて今でも苦手なのが、モンマルトルの丘・サクレクール寺院のふもとにいる「ミサンガ隊」。
階段でサクレクール寺院に向かって上がって行くには絶対に通らなくてはいけないところに、何十人も待ち構えている。
腕をつかまれて、ミサンガを手首に勝手に巻かれて後からお金を請求されるというものなのだけど、この人たちは見事にしつこい!!
「ノンメルシー」と手で払うくらいじゃあ、諦めてくれません。
とにかく歩こうとする前に前に立ちはだかって、腕をつかまれるなんてボディタッチは当たり前。
「ポリスよ〜。今、来ておくれ〜。」
と、いつも心の中で叫ぶけれどここはいまいちポリスの監視が甘い場所でもある…。
ここにいる彼らはしつこい上に、
「いらないですっ!(怒)」
と、こっちがあまりのしつこさに怒り気味になったりすると切れる人までいる。
あくまでも相手の方が悪いので、切れられた所で大丈夫なのだけど、結構本気で切れる人が多くてけっこうこわい…。
…が、こちらも負けずにいかないと、一瞬おののいたのを利用されてまたしつこく手首に紐を巻こうとしたりするので、サクレクール寺院では強くなるべしっ。
青い空の下に真っ白く輝く美しいサクレクール寺院に思わず見とれてしまうのですが、そんな注意も必要な、世界一の観光地パリなのです。
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いつも綺麗なお写真を拝見させて頂いてる一人です。
ミサンガの件で思わずキーボードを叩いてしまいました。
僕もその件では何度もコワい思いをしました。
僕の場合、ボディタッチ所では無く、腕を掴んで引っ張るわ(横の茂みに引きずり込もうとする)、体を押して前に行かせないは・・・もう正面からは絶対にサクレクールには入りません(笑)
裏から入って裏から出ます(笑)
まぁ上手く逃げましたけどね!
急に失礼しました。
またお邪魔させて頂きます。
やす