同じアパートのおばあちゃん達
「エレベーターがなおったの?!」
とでてきました。
どうやら午前中しばらくの間エレベーターが壊れていたみたい。
さすがに10階分を上り下りするのは、いくら元気な私たちでも一気には無理なほどきつい。
パリときどきバブーを応援…
杖をついてゆっくり歩くおばあちゃんにはエレベーターの故障は死活問題です。
けっこうよくある、エレベーターの故障。
なんでこんなにしょっちゅうエレベーターが故障するということがありえるのか・・・。
と、未だにおフランス事情が理解できないけれど、故障するたびに、おばあちゃん大丈夫かな・・・。
牛乳あるかな。
お水あるかな。
と心配になってしまいます。
今バブー家が住んでいるエリアは、昔から住むフランス人が多く、お年寄りもすごく多い。
我が家のアパートにもかなりたくさんの一人暮らしおじいちゃんとおばあちゃんがいます。
お隣のおばあちゃんのところには、お手伝いさんも週に何回か来ているみたいでピンポーンとなっておばあちゃんが出てくるたびに一安心。
ちょっと耳の遠いおばあちゃんはテレビの音量が大きくて
「あ、今ドラマ見ているのね。おばあちゃん。」
なんて、トイレに入ると換気口から響くのかお隣の家の音が聞こえます。
家族と電話で話しているらしいのも聞こえます。
2階に住むおばあちゃんは、かなりかなりの変わり者で、アパートにはあまりお友達はいないようで、見た目も宮崎駿アニメのおばあちゃんキャラに出てきそうなちょっと魔女みたいなおばあちゃんなのだけど、バブーのことが本当に本当に大好きで、ものすご〜く不機嫌な顔も、バブーが視界に入るとあっという間に笑顔に。
私たち人間単体ですれ違っていた時は、あまり挨拶もしてくれなかったけれど、今はバブーのおかげでようやくようやく覚えてもらえて、よく2階の窓から手を振ってくれます。
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