地方の美しい村と過疎化の現状
毎年ちょっとずつ増え続け、今現在フランスでは157の村が登録されてます。
ここは前述の「ラ・ロック・ガジャック」から3kmちょっとの村。
さらにちょっと先の村に向かっていたのだけれども、ここもどうやら登録されていたみたい。
「Castelnaud la Chapelle」。
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みんなそれぞれの美しさがあるのですが、当然「フランスで最も美しい村」の登録は、観光客を喜ばせるためのものではないので、観光客的にちょっと微妙だったりと〜っても地味だな〜という印象の村もけっこうあったりします。
もちろん、歴史的建造物や景観を守って行くということと、地方の村の活性化が目的なので、「活性化」には観光客などが訪れてということも入ってはいるのですが!
というわけで、勝手な観光客的目線で、「この村はいまいち」とか「この村はすごくいい」とかを判断してはいけないと思いつつ。
一方、例えば私たちはフランスに住んでいて、思うまま、その日のお天気具合、気分次第で「ぶらり途中下車の旅」ができるからいいけれど、もしかしてわざわざ日本からやってきて、たくさんの「フランスの美しい村」を見るために、限られた時間の中で効率よく旅をしたい!
と思う方もいるかもしれないので、そしてそんな方で私のブログを参考にして下さる方がいるかもしれないので。
小さな声で。。。
登録されている全部の村が「星みっつ!」だとは限らないということはお知らせしたいと思います!
ここからは同じ地方の「Belvès」の写真。
この2つは今回た〜くさんの村をまわった中で、バブー家的にはちょっといまいち盛り上がらなかったところ。
ただし、どこの村から村も本当に近くでどうせ通り道にあるし、せっかくなのでゆっくり散策して見て回りましたが♪
シーズンオフで人がいなかったり、お店がことごとく閉まっていたせいもあると思います。
真っ青な青空じゃないと余計寂しい感じがするというのもあると思います。
そしてこの村々だけではないけれど、地方の村や町は過疎化が進んでいるところがフランスでも本当に多くて、観光客がたくさん来るような「最も美しい村」でさえ、あちこちに「売り」「貸し」の看板や張り紙。
空き家になっているところがものすごく多いんです。
ほんっとに多い!
そんな荒廃した状況を見ると、「美しいな〜」だけではなく、色々考えさせられることもある地方の小さな村や町です。
美しい姿、いい所ばかりを伝えてもフランスの一面の姿しか見えないような気がするので、今回はちょっとこんな記事も書いてみました。
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