クリスマスのサントン人形
キリスト生誕の場面に登場する人物や動物たちでつくる小さなミニチュアセット。
もともとはプロヴァンスからはじまったようで、たしかにここ南仏のクリスマスマルシェにはサントン人形専門店(しかも看板を見るとみなとっても老舗)がズラリ。
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最近のクリスマスマルシェは(特にパリ!)、年々観光地化されてしまって、クリスマスらしい食べ物とか物産展ぽいものとかサントン人形のようなものというよりは、ガチャガチャゴチャゴチャしたただの雑貨屋さんみたいなものが並ぶのばかり。
店主もほとんどフランス人ではなく、一体なんでこれがクリスマスマルシェなんだろう…。
とがっかりしてしまうものがほとんどなのですが、こうやって本来のクリスマスマルシェらしい姿はやっぱり素敵!
サントン人形もさすがプロヴァンス代表というだけあって、今までのマルシェでは見たこともない色々な種類、サイズが並んでいてちょっと興奮。
さすがにかなり敬虔な信者の家でしか最近は並んでいるのを見たことはないけれど、サントン人形は私がいちばん最初、2003年元旦にフランスに到着した日の思い出のひとつ。
到着した日から2泊お世話になったお家には、リビングルームのけっこうなスペースをとるサントン人形のキリストが誕生した馬屋シーンのセット。
大きさも、つくりも、顔も違う種類が3種類も。
その家のお父さんが、フランスではクリスマスにサントン人形を飾ること。
息子、娘、自分たちとそれぞれが持っていること。
などを説明してくれて。
私もカトリックの学校で教育を受けたので、クリスマスになると学校にサントン人形が飾られたりというのは馴染みがあったけれど、ひとりにひとつというのは初めてで、へえ〜と驚いたのが印象に残っているし、「気になったことメモ」にも書いてありました。
ひな祭りとか、こどもの日の人形みたいな存在なのかなあ。
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年越し前なのでご自愛くださいね。
新婚旅行先で訪れたクリスマスのエクスヴァンプロヴァンスでサントン人形に出逢って以来、大好きになり、その後、南仏に旅行する度に少しずつ買い集めています。先日我家のリビングルームにサントン人形の専用棚を大工さんに作ってもらいました。いつか都内のどこかにサントン人形の館を作るのが私の夢です☆