パリときどきバブー

パリを拠点に活動するフォトエッセイスト/ヘアメイク、とのまりこのフォトブログ。
飼い犬バブーと3歳の息子プチモンスターと共に、パリの日常をお届けします。
東京・西荻窪のフランス雑貨店「ぼわっと」オーナー。
パリのガイドブックなど著書は13冊。雑誌やウェブメディアでもコラム連載中。
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モンサンミッシェルのオムレツ

モンサンミッシェルに行けば、誰もが触れ合うことになる「メール・プラール」一族については昨日書きましたが。
一族最大の売りといえば名物の「オムレツ」です。
モンサンミッシェルのオムレツ_c0024345_17452731.jpg




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どのガイドブックを開いても、「モンサンミッシェル=オムレツ」くらいの勢いで?!
有名なオムレツ。
たしかに、かつて巡礼者たちに栄養ある食事をとプラールおばさんが考案したのがはじまりで、とても歴史あるストーリーつきのオムレツ。
独特の方法で卵をフワッフワの泡状に泡立てて、たっぷりバターで焼き上げるオムレツは、ここの名物。
モンサンミッシェルのオムレツ_c0024345_17454812.jpg

ただしただし!
「たかがオムレツ、されどオムレツ」
じゃ〜ない、ということは大きな声で言いたい。
正直、
「やっぱりオムレツ。。。」
です。

次回のガイドブックにはモンサンミッシェルの章がある予定なので、このオムレツのことももちろん紹介することになると思いますが、ふんわ〜りとしか言えないと思うので。
あまり辛辣なことは書けないと思うので(笑)。。。
ブログで言っておきます。
オムレツはやっぱりオムレツです。
しかも、観光地なので高い…。
モンサンミッシェルは1度、2度行けばどこに何のお店があるか全部把握出来てしまうくらい小さな場所で、お店の数も限られていて、その中に世界中から毎日大量に観光客がやってきて、「観光」でなりたっている場所なので、全てが「The 観光」というお値段&レベルになるのはしょうがないとは思うのです。。
モンサンミッシェルのオムレツ_c0024345_1746481.jpg

そんなことをふまえても、きっと世界でいちばん高いオムレツなのでは?!
と思うくらいお高いです♪
かなりの確立で旅行に組み込まれる人気のモンサンミッシェルなので、私も、結婚式で担当するカップルや、撮影をお願いされる旅行者の方には必ず「オムレツ注意報」を出しています。
特に要注意なのは、「オマール海老入り」オムレツ。
モンサンミッシェルのオムレツ_c0024345_17462770.jpg

このオマール、グラム数で値段が変わるように設定されていて、例えば「オマール海老オムレツ定食」(定食と言ってもデザートつくだけ)が25ユーロと表記されているのですが、

25€/100g※

と書いてあって、下の方小〜〜さ〜く、

1/2 homard 300g ou homard 600g

って書いてあります。
これ、25ユーロのメニューだけど、オマール海老の半身は300gなので×3倍、1匹だと600gなので6倍のお値段になるということ。
そしてメニューの内容はちゃんと日本語訳されているけれど、この上の部分だけはなぜか日本語訳されていません。
なのでもちろんフランス語が分からないと読み下せないというわけなのです。

今まで私も何度となく
「お店の人におすすめと言われるオマール海老入りを食べたらお会計がなんと2人で3万円で唖然。」
などという話を聞いて来ました。
お店の人も、フランス語や英語がわからないのをいいことに
「おいしいから大きいサイズにした方がいいよ!」
と笑顔で早口でまくしたてたりするので、ついつい分からない観光客は
「ウィ」
と言ってしまいそんなことになるのです。
モンサンミッシェルのオムレツ_c0024345_17464491.jpg

というわけなので、たしかに、1番の名物といってもいいオムレツなので、モンサンミッシェルの楽しみでもあるのですが、頼む時にはちょっと注意が必要だということもお忘れなく!

味は中がフワフワのスフレのような軽〜いオムレツで超巨大なわりにはあっさり。
ちなみに、今回のバブー家とヨーク家のご一行様ディナー。
(注:食べたのは一族経営のホテルですが、上記レストランと全く同じとこではありません)
私はすでに経験済みで何度も食べたいものでは決してないと思っているのでオムレツという選択肢を選ぶ気は毛頭なく他の物を。

「やっぱり1度は食べておこう!」
というヨークママは前菜にオムレツを選択(↑)。
「あ〜食べれてよかった。でも一度でいいや。」
という感想。

「そんなにごり押しするなら経験しておこう!」
という私の旦那様はメインにオマール海老入りオムレツを選択(↓)。
「なるほど〜。前菜にしておいて正解。メインで頼むもんじゃない…。」
と、私のボリュームたっぷりの羊肉をうらめしそうに見る。

そんな感じです。
モンサンミッシェルのオムレツ_c0024345_1747029.jpg

「たかがオムレツ、されどオムレツ」
じゃない感、分かって頂けたでしょうか(笑)?!
結果、みんなの意見を総合すると…。

なんといっても一番の名物だし、モンサンミッシェルに来たという思い出のひとつだし、一度は経験しておくのもいいけど、食べれてよかったけど、オマール入りである必要性は全くないし、前菜にちょっと食べるくらいでちょうどいい…。

ということでした〜。
ちなみに、今年の6月頃、東京の銀座に「メール・プラール」のレストランが出来るそうです。
そして全国数カ所にはブランジェリーも出来るようです。
メール・プラール一族の手は、海を渡って遠く日本へものびる〜。
さすが日本。
本当に何でも日本に出来てしまうんだな〜。
私はモンサンミッシェルで食べるからこそ、このオムレツの価値があるような気がするのだけど…。
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Commented by かな at 2011-03-09 18:54 x
私は、作っているところを見学して、食べるのはやめました。高いですよね。
Commented by YASUHIRO at 2011-03-09 19:44 x
 これはなんという偶然でしょう!すごい良いタイミングで、良い情報をいただきました。来週の今頃は、MSMのここででオムレツを食べる予定でしたから。しかも宿泊がここなのです。
 自分は羊肉をメインにして、家族がオムレツ食べると思うのですが、オマール海老には十分注意いたします。
 とのまりこさんの著書も2冊手に入れ、パリに望みます。今回はさらに楽しめそう!
 
Commented by どり at 2011-03-09 21:15 x
あはははっ 爆笑です!!
私もモンサンミッシェル=オムレツだと思ってました。
一昨年モンサンミッシェルに行ったのですが、テレビや写真で見て憧れの地だったのですが、うぅ~んなんというか…
オムレツを食べたのはメールプラールではありませんが、一回食べればいいかな…と 笑

私は日帰りで行ったのですが、よくモンサンミッシェル地区宿泊!!なんてのがパック旅行の売りになっていますが、ガイドさんも言っていましたが、泊まらなくてもいいよね…という感じでした。
モンサンミッシェルは遠くから眺めるのがモンサンミッシェルな気がします(^_^;)
Commented by Sette at 2011-03-10 02:04 x
外から混ぜてるのが見えるお店でしたっけ?確かに高かったかも~。美味しくても、エビが入ってても、オムレツに3万はちょっと・・・・。混ぜているところは見せていただいて、その先の静かなお店で静かに夕食を食べました・・・(笑)
Commented by sakae at 2011-03-10 03:38 x
モンサンミッシェルのオムレツは混ぜてる音聞くだけで充分デシ。
Commented by 豊栄のぼる at 2011-03-10 09:12 x
私はブルターニュのレンヌに8年住んでいましたので、日本のお客さんを連れて十数回モンサンミッシェルに行きました。そのたびに散々このオムレツの悪口を言ったのですが、これが逆宣伝になって、それほどいうならと皆さんこれを食べたがりましたね。結局は皆さん「いい土産話ができた」と喜んでお帰りになりましたよ。
Commented by キャサリン at 2011-03-10 10:31 x
見事に昔母と食べちゃいました〜(^^;)
他にもフォアグラとかもあるんですよね。
フランス語が読めるのでオマール増量の手にはひっかかりませんでしたが、それでも家族3人で素晴らしいお値段でしたよ〜。
しかもオムレツ、超、超、超、あっさりですしね。
小さなオマールに良く泡立てた、ぼりゅ〜みぃな卵ちゃんソースを添えて・・・メインの味と言えばそんなな感じでしょうか。
周りのテーブルでは同じ様な日本の観光客の方がお支払い時に固まってる空気を何度も感じながらの食事。
母はある意味、楽しい経験をしたと笑ってました♪
今でも土産話になってるみたいです(^^)
Commented by 歌い子 at 2011-03-10 22:30 x
あらー、やっぱりみんなそう思うんだ!
私も行って、それを楽しみに食べましたけど、、、もう無言。
ちょっとダメですよね、あれー!
思い出作りでいいかもですけどー。
by tonomariko | 2011-03-09 18:33 | フランスの旅 | Comments(8)
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