日本の披露宴のフツ〜?!
なかなか日本のオーソドックスタイプの結婚式が見れない私にとっては絶好の機会でした♪
パリときどきバブーを応援…
そして、日本の披露宴はあっという間に嵐のようにすぎていくということは。
もちろん知ってはいたけれど。
フランスの夜通し朝まで踊りまくるダラダラバージョンのパーティー。
企画や計画はなしに近いか、あっても時間は決まってない?!
ぶっつけ本番に近い世界♪
時間も1時間もしくは2時間単位くらいで決めてあれば優秀な方?!
そんなフランスのゆったりのんびりの結婚式スタイルに慣れている私なので。
友人達にも散々事前レクチャーを受けて。
覚悟してのぞむ!
と気合い入れて参加したのですが、そのスピーディーさ、その完全なるオーガナイズにビビりました。
私が「おおおおっ。」っとちょっと驚くたびにあっちの席、こっちの席、お隣の席から「日本事情」を伝授してくれる友達たち。
それはそれは楽しい日仏文化比較になった結婚式だったのですが…。
もうその嵐のような過ぎ去り方には、覚悟をしていたものの大変驚いて。
まさに「たまげたっ。」って思いです。
3時間披露宴にびっしりくまれたスケジュール。
「3時間なんて、割と余裕あるじゃない♪」
な〜んて思った私がバカだった。
両方の上司のご挨拶(会社の業績込み)に始まり♪
のどが乾いたよ〜。
とお預け状態が続きながら、やっと乾杯。
乾杯と同時にいっせいに運ばれてくる料理達。
飲み物たち。
最初の乾杯のシャンパンに口をつけたとたん、次のビールが。
そしてビールを飲み干さないうちに、次なるワインがっ。
そしてまるで動きが、導線が、順番が、何もかもが決められているような、まるで舞台の上のダンスを見ているような動きでボーイさん達が動き出して。
料理を次々に持ってくる。
一流ホテルの本当においしいお料理達は、見た目も美しいし、お味もおいしい♪
日本ってすごいわ〜♪
と、感動する間もなく、前菜の時点で、
「最後のお飲物ですが、コーヒー、紅茶、ハーブティーがございまして、ハーブティーにはミントティー、ベルガモットティー…etc。」
「?!?!? 最後のお飲物って?! まだ前菜始まった所なんだけど…。」
と目を白黒してテーブル担当のボーイさんに注文。
まずもって各テーブルに担当さんがいらっしゃることにも大感激していたのだけど。
(しかもこの時注文された飲み物が、ちゃ〜んと○○様、ハーブミントティーなんて言いながら配られた時にも本当にまたもやビックリした。
「は〜い、カフェの人何人?手挙げて。じゃ、紅茶は?」
なんてフランスのシステムとはえらい違う(笑))
そしてこのフランスで鍛え上げられている、大食いの私をもっても全く追いつかないスピードで運ばれてくる料理たち。
食べても食べても、終わらないうちに次の物が来てしまうから泣く泣くさげてもらう(泣)。
そしてその間にも新郎新婦の生い立ち。
ケーキカット。
高校ボート部の出し物。
大学チアリーディング応援部の豪華な演奏とダンス。
ミュージカル部再結成の歌。
高校同級生全員で歌♪
さらには合間を見計らって新郎新婦との記念撮影をしに中央のテーブルに集まる人々。
そしてその間にもどんどん運ばれて来て。
この飲んべえの私のテーブルに、手を付けられないままにビール、白ワイン、赤ワインが並んでいく♪
出し物や内容にあわせて後ろのスクリーンが上下して、光に包まれる会場になるわ。
日本庭園が出てくるわ…。
そしてコックさんが大量に出て来て、ボッとあがる炎を合図に会場でステーキが一斉に焼かれ。
極めつけはこのステーキを焼いている間にお色直しをした花嫁さんが入場して、席に到着したと同時に焼き上がったステーキが配られる…。
これはもうマジックにしか見えない。
すごすぎでしょう。。。
半ばビックリしすぎてボ〜っとし始めた時。
ふと新郎新婦席を見ると、次々にやってくる人に囲まれながらニコニコしているさっちゃん。
そして出し物を見ながらうれしそうに拍手するさっちゃん。
でもってその前に並べられてひとつも手をつけられていないお食事たち。
あ〜、こんなことになってる〜。
と、口を開けてる私に、隣に座っていた友達が。
「まりこっ!まりこっ!しっかり!」
「これ、フツ〜だから。フツ〜。日本じゃこうなの。フツ〜だからっ。」
って、また日本の秘密を教えてくれたのだった。
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それにしても、結婚披露宴に出る機会がすっかりなくなりましたが、お料理もパフォーマンスも一段磨きがかかり凄い!『おもてなし』精神にブラボー!!ですね。
すごいよね~。わかる~♪
先日行った結婚式は、出欠のはがきに和食か洋食かはたまたダイエット食か選ぶようになっていてそれを間違うことなく〇〇でございます。と運んでくる。それもニッコリと。
日本のサービスのすごさを感じました。
両親の意向等でこれまたオーソドックスな式が定着しているのも事実ですね。
(シンプル&ベストサービス・・・催し物に凝るのが主流?
さすがに今はゴンドラに乗って登場は無いでしょうねぇ、
僕たちの時代はあったっす事実先輩乗ってたもん)
過剰ともいえる日本のサービスはやはり世界一なのですね(汗
どちらのお国の結婚式が生き残って行くのでしょうかねぇ(爆